
2026年1月21日、双葉町の「FUTAHOME(ふたほめ)」で、東北大学の苅谷智大先生と福島大学 松下朋子先生にお会いしました。
今回は、その2回目のレポートです。
お二人は、東北大学と福島大学が、FUTAHOME(ふたほめ)の2階に共同で設置している現地研究スペースで活動しておられます。
こちらでは、お二人が常駐していて、両大学の研究者や学生等が浜通り地域における研究その他の活動を行う際の現地拠点機能を担います。
福島国際研究教育機構の委託事業の一部の実施も行っています。

インタビューの様子。
向かって右手前が刈谷先生。奥が松下先生。
左手前が私(姿勢が悪い)。奥は佐々木さん。佐々木さんは、土地情報センターの理事長を務めるかたわら、双葉町の復興支援のための活動中。
お二人のお話
「双葉に拠点をおいて見て見た時に、町民の方で帰還されて来た方と、他の地域からこられた方との距離を感じることがあるので、中立的な立場の大学が、共有できる場所を作るために、月一で褒め合う会フタホメを行っている。 この地域の復興について、ネガティブなイメージもある中で、ポジティブな意見を引き出すための建設的な話し合いの場を作っている。」
「双葉町が作っている構想やあるものを活かしていくという方針は良いと思っている。残っているもの、空地を活用するところから変化が見えてくる。小さな事業者が始まる。変化している姿を見せていく。これを計画決めて予算とってではなく、できるところからじわじわと広げていくとのが良いのかなと思ったりしている。」
「一般的な地域よりも、無数にやれることがあると感じている。この場所での豊かさってなんなのかを見せていきたい。その可能性はあるのだけれど、豊かさを共有するがまだ難しかったり、憚られたり、然るべき人に届かない。そんなところをなんとかしたいと思ってる。」
佐々木さんたちのグループも、土地を借りて復興のための事業を企画しているが、土地をお持ちの方の理解をえるのに苦労しているらしい。
「地権者の意向調査の研究を行おうと思っている。地権者の方から、その土地の歴史や、震災の時にどのような経験をされて、今離れた場所から故郷をどのように考えているのかをお聞きしたい。その流れでその土地をどうしたいのかを聞いていくのが良いと思っていて、いきなりその土地をどうしたいのですか?と聞かれても話したいことがたくさんありすぎて、考えるのをやめてしまうと思う。」
避難している方たちの話を丁寧に聞くのは、とても良いことですね。行政にはいい難いこともあるし、お二人はとてもソフトで聞き上手な印象。インタビューが実現するといいですね。期待しましょう。
#福島県ホープツーリズム